【2022年版最新】Instagramインサイトの分析・解析方法 (前編)

Instagramインサイトは、投稿への反応やリーチ数、フォロワーの属性データなどが確認できる分析ツールで、プロアカウントのユーザーであれば誰でも無料で使用できます。

今回はインサイトの項目やインサイトの見方について解説していきます。

<はじめに>

Instagramのインサイトを使用するには、アカウントが「プロアカウント」である必要があります。

プロアカウントの切り替えの方法はコチラの記事を参照ください。

<アカウント全般のインサイトの見方>

まずは、アカウント全般のインサイトを見てみましょう。

スマホアプリ版のプロフィールページにアクセスするとプロフィール文の下の並びに「インサイト」ボタンがあるので、そちらをタップしてインサイトを表示します。

※インサイトの表示がない場合は、プロアカウントへの切り替えが完了していないことが考えられます。また、PCブラウザ版ではインサイトは表示できません。

▼それぞれの項目について解説します!

大きく分けて

  • 希望のターゲットに届いているのか、

②どのコンテンツの評価が高いのか、

③何がきっかけでフォロワーの増減があったのかを知ることができます。

①リーチしたアカウント数

この数は、指定期間に自分のフィード投稿やストーリーズ、リールなどを1回以上閲覧したユニークアカウントの合計数となっており、タップすると詳細ページが表示されます。

※ユニークアカウント…特定の期間内に該当ページを訪れたアカウントの数

(同一アカウントで訪問した際は重複してカウントされません)

<詳細ページに関しての説明>

⇒リーチしたオーディエンス

広告を含め、コンテンツを1回以上見たユニークアカウントの数が表示されます。

同一アカウントが複数のコンテンツを見た場合のインプレッションとは異なります。

ここでは、広告、上位の国、上位の都市、性別、年齢層などを確認することができます。

2022年4月現在、この指標は推定値かつ開発中となっています。

⇒フォロワーとフォロワー以外

コンテンツを見た人がフォロワーかフォロワー以外かを見ることができます。

⇒コンテンツのリーチ

CLOSEンツによるリーチ数の差をフォロワー/フォロワー以外で確認することができます。

⇒トップ投稿・トップストーリーズ・トップリール・人気のIGTV・人気のライブ動画

指定期間に投稿されたコンテンツのうち、パフォーマンスの高い投稿を表示することができます。

⇒インプレッション

何回コンテンツを見られたかという数。

リーチはアカウント数なので、インプレッション>リーチとなるのが通常です。

※リーチ…表示されたアカウント数、インプレッション…表示された投稿に反応された数と思っておくとわかりやすいのではないかと思います。

⇒プロフィールのアクティビティ

ユーザーがプロフィールに対して行ったアクションの数。

プロフィールへのアクセス、ウェブサイトのタップ数、ビジネス住所のタップ数、電話するボタンのタップ数、メールを送信ボタンのタップ数、テキストボタンのタップ数が表示できます。

②アクションを実行したアカウント

自分のフィード投稿やストーリーズ、リールに対するいいね!やコメント、シェアなど、

アクションしたアカウントの合計を表示します。

詳細ページでは、アクションを実行したオーディエンスやコンテンツでのインタラクションを確認できます。

<詳細ページに関しての説明>

⇒アクションを実行したオーディエンス

コンテンツに対してアクションを実行したアカウントのオーディエンス(上位の国、都市、性別、年齢層、フォロワー/フォロワー以外)を確認することができます。

データが利用できない場合は指標を表示して確認できません。

⇒コンテンツでのインタラクション

投稿でのインタラクション(いいね!、コメント数、保存数、シェア数)、ストーリーズでのインタラクション(返信、シェア数)、リール動画でのインタラクション(いいね!、コメント数、保存数、シェア数)、動画でのインタラクション(いいね!、コメント数、保存数、シェア数)、ライブ動画(コメント数、シェア数)でのインタラクションの合計数です。広告等で宣伝されたコンテンツでのインタラクションも全て含みます。

③合計フォロワー

フォロワーの合計数を表示しています。詳細ページでは、フォロワーが100人以上いる場合に、指定期間でのフォロワーの増減や、フォロワーのエリアや年齢性別、アクティブな時間や曜日が確認できます。

以上で前編は終了です。

後編は自分が投稿したフィードやストーリー、リールなどのそれぞれのインサイトの見方を紹介していきます!